2014.9.12

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例8 再起動をかけても画面がつかないサーバからのデータ復旧に成功いたしました。

お客様からの症状

社内のファイルサーバーとして使っているサーバー(DL100 storage server)が、今朝出社したら起動していなかった。
Hewlett-Packardのサポートの対応によると、ハードディスクが物理的な破損しており、RAIDを構成することができない。
ハードディスクを交換した後に、リビルド作業が必要と言われました。
持ち運ぶことが非常に困難なうえ、中には機密情報がたくさん入っており、持ち出す事が非常に困難なので、その場でのデータ復旧をお願いしたい。

診断内容

サーバー(DL100 storage server)内のそれぞれのハードディスクに異常がないかをチェックし、５番目のハードディスクに異常が見られましたが、残りのディスクに異常が見られませんでした。
ハードディスクの数が多いため、物理的な異常があること５番目を除く全ての磁気情報のイメージを取得しました。
残りのハードディスクのイメージから、仮想的にRAID5を再構築し、データを救出しました。

復旧結果

サーバー(DL100 storage server)から95%以上のデータ復旧に成功致しました。

専門スタッフの対応・コメント

持ち運び、持ち出しが不可能とお聞きしたので、愛媛県松山市までお伺いし、サーバー(DL100 storage server)の診断をさせていただきました。
専用の機材にてハードディスクのチェックを行い、物理的な障害がないことを確認しました。
大変に大容量なため、ハードディスクのイメージを取得させていただき、社に戻り復旧作業を行いました。
５番目のハードディスクに物理的な障害があったため、イメージの取得はできませんでした。
残りディスクイメージと５番目を仮想のハードディスクで再構築を行いました。
仮想のハードディスクということや、非常に複雑であったこともあり、さまざまな解析作業を行いました。
何度も解析作業を行った結果、復旧ツールにてデータを取得いたしました。ご希望されているデータの破損も見られない状態での復旧に成功しました。
よくお話を聞くと、この中には大切な顧客データや業務にかかわる資料がほとんど入っていたとのことで、なくなったら大変な事になっていたとのことでした。データ復旧が出来るとわかり、お客さまもとても安心されたご様子でした。

弊社ではこのようにお持ち出しが出来ないお客様にはその場で診断からデータ復旧まで行う「出張データ復旧サービス」を行っております。
出張の他にも、郵送、来店などお客様の状況、症状に合わせて専門スタッフがご対応致します。何かご使用の機器でお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

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